春を探しに

fum-fum2007-04-17

娘と近所を散歩しながら、春を見つけてみた。

うちの裏は自然がいっぱいで、「エゾリスが通ります」という
看板まである。

歩くのが大好きな娘は、下の子を抱っこしながら歩いている私をおかまいなしに
斜面を登ってフキノトウを採ったり、ドブに埋まって長靴脱げたりと、元気いっぱい。

雪解け水が流れているところに葉っぱを船にして競争してみた。
もの凄く本気になって、自分の船に声援をしているのをみて
「そんなに勝ちたい?人生勝ち負けではないと思うよ」と4歳児に向かって
アホなことをいってしまった。そんな私に
「だって子どもは強いんだよ!!」と何だか元気になれそうな返事。

最近、今までの人生を振り返って「珍しく」後悔したせいか?

そんなこと考えながら去年ハーブ畑にした場所を歩いていたら、
「おおおおーーー!!!」
枯れ草の下に緑色をしたものがこっちを見ているではないか。
早速、その葉を指でこすって香りを嗅いでみた。
「アップルミントだ・・・・。」
やっぱりミントは強い!
豪雪の下で、除雪車に踏まれながらも成長していたなんて・・・・。
株を増やしてこれから私を楽しませてくれるに違いない。

その姿を見てミントのローマ神話を思い出した。
「冥界の王ハデスと妖精ミンテの情熱的な恋物語。ミンテは嫉妬に狂ったハデスの妻に
踏み蹴られ植物に変えられてしまうが、植物になっても美しい香りを放っていた。ミントの語源はミンテという名前から。」

ミントが強いわけだ。納得。
現在でも情熱的な恋愛を呼び込む象徴として、ミントを育てると財布にお金が集まってくるとも言われ、世界中で愛されている。

よし!!
ミント魂で頑張るか。
今日は、新しいことを始めるのに絶好の新月だし。

やっぱりB型、後悔も長続きしないみたい。